Pythonのパッケージ管理ツールPoetryを導入してみた

pythonのパッケージ管理ツールといえばpipが有名ですが、
複数プロジェクトにまたがった依存関係を解決しようとすると辛い気持ちになりがちです。
pyenv-virtualenvで仮想環境を作っても、仮想環境の構成を各環境で行わないといけなかったり、
モジュールを追加する度にpip freezeをしないといけないのが辛いポイントでした。

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pip freeze -l > requirements.txt

そんな中、Poetryというツールを見つけました。
これはnpm感覚で、モジュールを追加してくれたり、1コマンドで仮想環境のセットアップを終えてくれたりします。

https://python-poetry.org/

インストール

公式ドキュメントを参考に以下でできます。

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curl -sSL https://install.python-poetry.org | python3 -

使い方

プロジェクトの初期化

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poetry init -n

パッケージの追加

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poetry add [パッケージ名]

実行

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poetry run python [ファイル名]

まとめ

自分の備忘録もかねてPoetryについて記事に書き起こしてみました。
実行だけはpyenv-virtualenvよりも冗長になってしまいますが、
まぁ実行コマンドを手打ちする機会はほぼないので良いかなって感じです。

ちなみにpoetryは詩って意味だそう。

参考

https://qiita.com/ksato9700/items/b893cf1db83605898d8a

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